忍者アクション&バイオテロ描く「忍邪」、釜山映画祭出品を検討中
2010年5月11日 16:06

[映画.com ニュース] 数々の忍者アクション映画を手がける千葉誠治監督の最新作「忍邪」の完成披露試写会が5月11日、東京・秋葉原の富士ソフトアキバシアターで行われ、千葉監督をはじめ、合田雅吏、虎牙光輝、柏原収史、永倉大輔、豊川めいが舞台挨拶に立った。
天正9年、織田と甲賀の連合軍により攻め込まれた伊賀は、敵の侵入を防ごうと腕の立つ下忍(合田、虎牙、永倉)に、死病をわずらうナゾの忍者・埋火(柏原)を国境まで連れてくるよう命じる。千葉監督は、忍者アクションに死病を用いたバイオテロを融合させたストーリー展開に、「身を滅ぼしてでも国を救うという発想は、当時もあったはず。自爆テロの問題を日本の戦国時代に置き換えて、現代的な要素を盛り込んだ」と胸を張った。
得意のアクション演出に加え、特殊メイクを駆使して死病の広がりを描いた点には、「タイトなスケジュールのなか、詰め込みすぎたかなと(笑)。スタッフが次々と倒れていくし、本当にスタッフ殺しの映画。監督ひとりが喜んでいるみたいで」と自嘲気味。それでも、「ビジュアル面にも凝った作品で、内容も刺激的。海外に向けて作ったつもり」と話し、釜山国際映画祭への出品を検討していると明かした。
千葉監督の「伊賀の乱 拘束」「戦国 伊賀の乱」に出演した柏原は、「毎回、さまざまな仕掛けに驚かされる。今回も素晴らしい作品に仕上がったと思いますし、これからもよろしくお願いします」とラブコール。千葉組の常連である合田は、「アクションあり、特殊メイクあり。ドンデン返しもあって、いろんな要素満載。体の使い方、刀の使い方も新鮮でした」とアピールした。
「忍邪」は6月19日からスタジオビコロール配給で、渋谷シアターTSUTAYAで公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

この作品がすんごい!!
【中毒者、大量発生中!!】配信直後から超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”!!
提供:JCOM株式会社

死霊館 最後の儀式
【怖い!楽しい!観たことない――!!】超人気ホラー最新作! “最後の頂上決戦”、開幕!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート

人生を心から楽しむ、生きる力をくれる映画
【映画出演124本目の最新作】きっと、あなたの人生の“大切な1本”になる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート