オアシスのリアム・ギャラガーが、ビートルズの伝記映画をプロデュース
2010年5月10日 11:48
[映画.com ニュース] 英人気バンド、オアシスの元フロントマンのリアム・ギャラガーが、解散直前のビートルズを描く伝記映画のプロデュースを手がけることが分かった。
同作は、ビートルズが設立したレコードレーベル「アップル」のスタッフだったリチャード・ディレロが1972年に発表した回想録「The Longest Cocktail Party(邦題:ビートルズ神話を剥ぐ)」を映画化するもの。60年代後半から70年の解散にいたるまでのバンドの舞台裏を綴った作品で、米ハリウッド・レポーター誌によれば、現在ギャラガーが同著の権利を所有しているという。ギャラガーは、ビートルズやジョン・レノンを敬愛していることで知られる。
ギャラガーとともに製作を手がけるのは、マイケル・ウィンターボトム監督とプロデューサーのアンドリュー・イートンが運営する英レボリューション・フィルムズ。英マンチェスターの音楽シーンを映画化した「24アワー・パーティ・ピープル」(02)を手がけるなど、ロック映画には実績がある。現在のところ、監督やキャストは未定。
なおオアシスは、09年8月にリアムの実兄でリーダーだったノエルが脱退を表明し、実質的には解散状態にある。