池松壮亮&忽那汐里、最愛のカップルに認定
2010年4月19日 18:45
[映画.com ニュース] 橋本紡のベストセラー恋愛小説を映画化した「半分の月がのぼる空」が、日本ロマンチスト協会により“ロマンスマーク第7号”に認定され4月19日、東京・渋谷のシネセゾン渋谷で、主演の池松壮亮と忽那汐里が認定証授与式に出席した。
日本ロマンチスト協会は、ロマンチストを育成・推進する目的で設立された文化機関。同協会の波房克典事務局長から“ロマンスマーク認定証”を贈呈された忽那は、「チームでつくった作品がこういう形で賞をもらえたことを、すごくうれしく思う」と笑顔を見せた。また、2人が演じた劇中のキャラクターにも、最愛のカップルとして“最愛認定証”が贈られた。
池松は、同館で共演の濱田マリと作品を鑑賞し「完全プライベートで見たけど、見終わった後にマリさんは目を真っ赤にして泣いていた」と暴露。そして、「見た人にとって特別な時間になるよう必死になってつくった作品。気に入ってくれたら『あの映画見なきゃ損らしいよ』『ロマンチスト協会に選ばれたらしいよ』って口コミで広げてほしい」とアピール。一方の忽那は、故郷・オーストラリアの友人と映画を鑑賞したそうで、「笑い声や鼻水をすする音が耳に入ると、何だかうれしかった」と観客の生のリアクションを実感していた。
三重県の伊勢市を舞台に、平凡な男子高生と心臓病を患う少女のはかない恋愛を描いた「半分の月がのぼる空」は、IMJエンタテインメントとマジックアワーの共同配給で、全国で公開中。