新垣結衣10カ月ぶりオリジナル楽曲「みつばちハッチ」主題歌に
2010年4月7日 04:01

[映画.com ニュース] 新垣結衣が約10カ月ぶりに発表するオリジナル曲「WALK」が、タツノコプロの名作アニメを映画化する「昆虫物語みつばちハッチ/勇気のメロディ」の主題歌に決定した。新垣がアニメの主題歌を手がけるのは初めてのことで、同曲は配信限定。生誕40周年という節目の年を迎える“ハッチ”にとって、オリジナル製作では初の劇場映画となるだけに「昔から長い歴史のなかでずっと支持され続けてきたアニメが新しくなって帰ってくるということで責任を感じています」と語っている。
同作は、「昆虫物語みなしごハッチ」としてフジテレビ系で1970年4月から約1年半にわたり全90回放送。その後も74年、89年に前作の続編と完全リメイク版として制作されてきた人気アニメだ。今回は、タイトル「みつばちハッチ」に変更し、「おくりびと」の小山薫堂が総合プロデュースを手がける。
新垣は、今回の楽曲「WALK」について「お母さんを探しに行くハッチが前に進んで行く、夢に向かっていく、という気持ちと合っていると思いますが、それはハッチではなくても私たちにもいえること。何かに向かって前進して歩いているので、そこを表現しました」とコメント。そして、“平成版”ハッチのビジュアルについても「昔のハッチはお母さんと離れ離れの悲しさがにじみ出ていて顔もかわいらしい感じでしたが、今回はかわいらしい感じは変わらず、でも意思の強い顔つきになっている」と思い入れたっぷりの様子だ。
メガホンをとるアミノテツロ監督は、「ロードムービーを作ろう。そんなスタートだった。ハッチはブンブンと空を飛ぶから道を歩くわけじゃないけど、遠き道を行く旅の気持ちが大事だった。強い意志と風に揺らぐ心の映像が『WALK』にはあった」と独自の言い回しで満足げ。プロデュースする小山も、「新垣結衣さんの透明感のある声が主題歌にぴったりだと思った」と絶賛している。
「昆虫物語みつばちハッチ/勇気のメロディ」は松竹配給で、7月31日から全国で公開。
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