岡村隆史、ひと足早く沖縄でプロポーズ場所を確定
2010年3月25日 13:42

[映画.com ニュース] 「ナインティナイン」の岡村隆史と松雪泰子が主演の「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」が3月25日、開催中の第2回沖縄国際映画祭・長編プログラム「Peace」部門で上映された。舞台挨拶には、岡村と松雪をはじめ、伊藤明賢、児玉絹世、原作者の金城浩二さんらが顔をそろえた。
同作は、世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功した沖縄県在住の金城さんの実話を映画化。幼いころの美しい海に思いを馳せ、サンゴの復活にかけた金城さんの活動を「デトロイト・メタル・シティ」の李監督が10年にわたって取材した意欲作だ。
岡村は、金城さんをモデルにした金城健司という役名で撮影に臨み「どうも、ムービースター岡村です!」と笑顔で挨拶した。昨年5~7月にかけての約3カ月間にわたり沖縄ロケを敢行しただけに、この日の沖縄“凱旋”に感激もひとしおの様子。それだけに、「少しばかり笑いを封印して仕事をさせてもらった。沖縄のイントネーションがチャイニーズっぽくなっているかもしれませんが、見終わった後にスキップしたくなるような作品に仕上がった」と真摯(しんし)に語った。
舞台挨拶では、岡村と松雪の子どもを演じた比嘉奈菜子、金城琉斗が“両親”に手紙と絵をプレゼント。比嘉が、「松雪さんは肌の色がきれいでとてもいいなと思いました。私も白くなりたいなと思いました。大きくなって女優さんになったら、会いに行きますので待っていてください」と手紙を読み上げると、松雪は顔を両手で覆って照れ隠し。そんな“妻”を見た岡村は、「まさか松雪さんと夫婦役で映画に出られるだなんて思ってもいなかった。夢のような毎日で、ホテルに帰ってもニヤケっぱなしでした」と鼻の下を伸ばした。
そんな岡村は、松雪にプロポーズをするシーンが最も印象的だといい「もし僕が誰かにプロポーズをするときは、あの時間、あの場所ですると決めました」と宣言。一方の松雪は、「そういう機会がもう一度あれば」と語るにとどめた。
「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」はショウゲート配給で、4月24日から全国で公開。
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