タイガー・ウッズの謝罪会見、ハリウッドの敏腕クリエイターの反応は?
2010年2月24日 13:25

[映画.com ニュース] 次々と愛人が名乗り出る大騒動を巻き起こした米プロゴルファーのタイガー・ウッズが2月19日、謝罪会見を行い、不倫を認めて「自分勝手で無責任な行動を心から詫びたい」と自ら準備した原稿を読み上げた。この会見に対して欧米のメディアは賛否両論のようだが、ではプロの脚本家たちはこのスピーチをどう思ったのだろうか。米ニュースサイトZap2itが、会見の翌20日に行われた米脚本家組合(WGA)賞授賞式で、ハリウッドの売れっ子クリエイター&脚本家たちに話を聞いた。
エミー賞の最優秀ドラマに2年連続で選ばれ、この日もTVドラマ部門の最優秀脚本賞に輝いた「マッドメン」のクリエイター、マシュー・ワイナーは「僕にはタイガー・ウッズが我々に対して謝罪する理由が分からない」と語る。「彼はプロのスポーツ選手なんだから、多くの人はこう思っているはずなんだ。つまり、そもそも女の子にモテるためにゴルフを始めたんだろうってね。僕は彼を道徳的な手本としては見ていない。でも、しょうがないよ。彼は愛人を裏切るという究極の過ちを犯したんだから」
また、「ER 緊急救命室」「ザ・ホワイトハウス」のプロデューサー・演出家・脚本家で、米脚本家組合西部支部長のジョン・ウェルズはきわめて簡潔に答えた。「ゴルフにも、彼が自分のペニスを使ってする行為にも興味はない。まあ、幸運を祈るよ」
そして、「となりのサインフェルド」の俳優で、脚本家としても知られるジェイソン・アレキサンダーは、「文章は悪くなかったと思う。ドラマでいうなら“あらすじ”がちょっとブレていたけれど、必要な要素は全部あった。ただ、みんなは彼が崩れるところを見たかったんだと思う。でも、それがなかった。僕個人は彼が崩れなかったことをうれしく思うよ。とても堂々として立派だった。称賛に値する。あのスピーチを書くのは楽じゃなかったはずだ」と分析した。
なお、米アス誌が伝えたところによると、ウッズと妻エリンは、2歳の娘サムが通うフロリダ州ウィンダミアのスクールの父兄たちにも、騒動で迷惑をかけたことを詫びる謝罪の手紙を送ったそうだ。
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