シン・ミナ、韓国映画祭イベントで「女優としての欲が出てきた」
2010年2月21日 19:06

[映画.com ニュース] 韓国映画の新潮流を伝える「真!韓国映画祭」の開催を受け2月21日、東京・スペースFS汐留で、出品作品「今、このままがいい」(プ・ジヨン監督)に主演の女優、シン・ミナが舞台挨拶を行なった。
同映画祭は、作家性の高いインディペンデント系映画の中から、“家族”をテーマにした4作品を特集。「今、このままがいい」は、見た目も性格も対照的な異父姉妹が、妹の父親を探す旅に出発し、家族の秘密を知るまでを描いたロードムービー。
ミナは、「予算も高額で派手な映画や、韓流スターが出演する映画ばかりが取り上げられている現状を残念に思っていたので、こうして小さな映画を紹介してもらえてうれしい」。劇中では、神経質な妹ミョンウンを演じているが「今までにない役どころだったので監督と相談しながら役作りをしていきました。周りから自分との共通点を指摘され、『私ってそんなに細かくてイライラしているかな?』と不安になりました(笑)」と苦笑いを浮かべた。
また、「監督も女性で、共演者も女性だったので、わざわざ言葉を交わさなくても分かり合えた。その空気感が映画にもいい形で表れていると思います」と作品の出来に自信をのぞかせた。日本の印象については、「韓国と日本は似ていると言われるけど、私にとってはやっぱり“外国”。数年前に京都に行きましたが、日本独自の雰囲気がとても素敵でした。また訪ねたいですね」と話した。
モデルとしてデビュー後、映画「甘い人生」「キッチン~3人のレシピ」、TVドラマ「魔王」など女優としてのキャリアを着実に重ねてきたミナ。「最近やっと女優として認められてきたなと実感していて、少し欲も出てきました。これからはもっと多様な自分、新しい自分を見せられるよう努力していきたい」と抱負を語った。
「真!韓国映画祭」は2月27日から東京・ポレポレ東中野で開催。
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