ガイ・リッチー監督ら、英映画ファンドの脱税疑惑に関与か
2010年2月17日 11:30

[映画.com ニュース] ガイ・リッチー監督らイギリスの映画関係者が、金融会社インジーニアス・メディアが運営する映画ファンドの脱税工作疑惑に巻き込まれている。
英デイリー・メール紙によれば、リッチー監督らが投資している同ファンドは、税法の抜け穴を利用して過度の税優遇措置を映画業界人にもたらす仕組みになっているという。
英ゴードン・ブラウン首相が財務大臣在任時に制定した法律では、映画業界を支援する投資家は、納税額を控除されることになっている。しかし、日本の国税庁にあたるイギリスの内国歳入庁は、同ファンドは税金逃れを目的としており、映画業界を支援するものではないため違法だと見ている。すでに数人の投資家は、数万ポンドにおよぶ納税の督促を受けているという。
インジーニアス・メディアは、過去10年間に約78億ドルの資金を調達し、「アバター」などの映画にも投資している。同社のパトリック・マッケナ会長は、投資家たちに本件における内国歳入庁の解釈は法的に間違っていると説明している。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント