ジョージ・チャキリス3年ぶり来日に「アイ・ラブ・ジャパン」連発
2010年1月31日 15:12
[映画.com ニュース] ミュージカル映画の名作「ウエスト・サイド物語」(61)でアカデミー賞助演男優賞とゴールデングローブ賞助演男優賞をダブル受賞したジョージ・チャキリスが、厳選された傑作洋画50本をニュープリントで1年間にわたり一挙上映する企画「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」のスペシャル・アンバサダーとして3年ぶりに来日。1月31日に東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた同作の特別試写会に登場し、詰め掛けたファンの声援に応えた。
不良グループのリーダー役を演じ、抜群の歌唱力とダンスで世界中の若者を魅了したチャキリスは、「大使(アンバサダー)になるなんて初めてだけど、こうして日本に来られてとてもうれしいよ。何度も日本には来ているけれど、本当に僕は日本に“LOVE”なんだ」と親日家ぶりをアピール。今年9月には76歳になるというが、50年前と変わらないルックスで「とにかくキャストがみんな素晴らしかったんだ。傑作になる予感がしていたし、あれは本当に人生を変えた経験だったよ」と振り返った。
1950~70年代の映画黄金期の名作を集めた同映画祭については、「僕の知る限り、こんな企画はこれまでなかった。昔見た人に再び見てもらえるのもうれしいけど、今の若い世代の人々に見てもらえるということがなにより素晴らしいね。50本の中の1本に選んでくれてありがとう!」と喜びをかみしめていた。
同作の大ファンだという女優の松坂慶子も花束をもって駆けつけ、「何度も何度も胸をときめかせてこの映画を見ていたので、チャキリスさんの横に立っているなんて夢のよう」とあこがれの俳優に見とれていた。
「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」は、2月6日から11年1月21日までの1年間、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国25カ所の劇場で毎日午前10時に開催。
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