パク・ヨンハ、7年ぶりのスクリーン復帰作でダメ男を好演
2010年1月29日 17:34

[映画.com ニュース] 人気韓流ドラマ「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンのライバル役を演じ、日本でも大ブレイクしたパク・ヨンハの7年ぶりのスクリーン復帰作「作戦/The Scam」。ファンの熱烈なラブコールに応え、緊急来日を果たしたヨンハがインタビューに応じた。
独学で敏腕デイトレイダーとなった元フリーターのヒョンスは、ヤクザ上がりの投資家ジョングにその腕を買われ、巨額の仕手戦に参加するが、そこにはマネーゲームの大きな罠が待ち受けていた。
意外にも本作が単独では初主演となったヨンハは、「主演だからという負担はなかったけど、久々の映画の現場だから少し緊張したよ。わざとラブストーリーやアクションを避けたわけじゃないけど、この作品の脚本を読んだときに『これだ!』と直感で思ったんだ。韓国では初めて本格的に株式取引をテーマに扱っているということにも興味がわいたし、そのユニークさが気に入った。でも何よりこの作品に出たいと思ったのは、困難や失敗を経て成長していくダメ男というキャラクターを演じたかったからなんだ」と出演の経緯を説明した。
これまで二枚目役の多かったヨンハが今回演じるのは、無精ひげを生やした冴えない青年ヒョンス。「主人公のだらしない格好は、家での僕の姿に近いと思う。だから特に役作りはしないで、普段の自分をさらけ出すことでヒョンスを表現できると思ったんだ。現場で椅子に座って台本を読んでいたら、スタッフが僕の存在に気付かず、必死に僕を探していたことがあったよ(笑)」
世界的不況の昨今、韓国でも厳しい経済状況が続いているそうだが「生まれながらに金持ちじゃない限り、誰でもお金を稼ぎたいという欲はあると思う。そういう誰にでもある人間らしさを表現したかった。人は失敗や苦しみから教訓を学ぶものだからね。ヒョンスのドジを見て、『自分みたいだな』って笑って『自分はこういう失敗はしないぞ』と思ってもらえたらうれしいな」と話した。
「作戦/The Scam」は、シネマート六本木ほか全国で公開中。
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