3D版「完全なる飼育」主演の亜矢乃「メイド服恥ずかしかった」
2010年1月24日 18:14
![濡れ場よりもメイド服が……](https://eiga.k-img.com/images/buzz/20280/ichigo480_large.jpg?1346157275)
[映画.com ニュース] シリーズ初の3D作品として注目を集める「完全なる飼育/メイド、for you」の完成披露試写会が1月24日、東京・秋葉原のUDXシアターで行われ、同シリーズ初メガホンの深作健太監督、主演を務めるグラビアアイドルの亜矢乃、柳浩太郎がトークショーに出席した。
実在の事件に基づいた松田美智子の小説「女子高校生誘拐飼育事件」を原作に、カルト的な人気を誇る異色ラブストーリー映画の第7弾。漫画喫茶店長の椛島(柳)の激しい思い込みによって、監禁生活を余儀なくされたメイドの苺(亜矢乃)が、椛島に対して次第に心を開いていくが……。亜矢乃は劇中で惜しげもなくヌードを披露し、激しい濡れ場にも挑戦した、「実はメイド服を着るのが恥ずかしかった。性格的に真逆なので」と意外な告白。それでも、「すごく愛にあふれた作品。ポップであり、切なくもある。いろんな方に見てもらいたい」とPRしていた。
柳は、メイドを監禁してしまう役どころを「最初はこりゃできないんじゃないかと思った。でも台本を読んでいるうちに、この人は純粋なんだと思えるようになった」と説明。舞台で活躍する柳のファンだったという深作監督は、「やっと仕事ができて良かった。でも全然セリフを覚えてこなくて」とグチをこぼし、セットの至る場所に“カンペ”が貼られていたと暴露。亜矢乃については、「こう見えて演劇少女で、オーディションの時も寺山修司の話で盛り上がった。僕の中ではセクシーというよりも、イノセンスなんです」と絶賛した。
「完全なる飼育/メイド、for you」はゴー・シネマ配給で、1月30日から東京・シネマサンシャイン池袋ほかで公開。