「デューン/砂の惑星」再映画化に、「96時間」ピエール・モレル監督
2010年1月19日 11:29

[映画.com ニュース] 1965年に発表されたフランク・ハーバートのSF小説「デューン/砂の惑星」をパラマウントが映画化するプロジェクトに、フランス人監督ピエール・モレルが起用されたことが分かった。モレル監督は昨年、リーアム・ニーソンを主演に迎えたアクション映画「96時間」がヒットを記録している。
当初、「ハンコック」のピーター・バーグ監督がメガホンをとる予定だったが、スケジュール上の都合で昨年10月に降板。代わって原作の大ファンだというモレル監督に白羽の矢が立った。脚本は、「ボーン」シリーズ第4弾にも抜擢された新人脚本家ジョシュア・ゼトゥマーが第1稿を執筆済みだが、パラマウントでは新たにモレル監督のビジョンを反映させるため、また別の脚本家をリライターとして探している最中だという。
「デューン」シリーズは、“デューン”と呼ばれる砂に覆われた惑星アラキスを舞台に繰り広げられる勢力争いを壮大なスケールで描いたSFシリーズで、熱狂的なファンも多い。84年にもデビッド・リンチ監督、カイル・マクラクラン主演で映画化されているが、興行・評価ともに振るわなかった。
米MTVのインタビューに答えたモレル監督は、15歳の頃から30年にわたって何度となく原作を読み返してきたファンとして、リンチ監督バージョンは「デビッド・リンチの映画としては好きだが、原作ファンとしてはそうでもない」と告白。そのうえで、「原作に敬意を表した映画を作りたい」と意欲を示した。

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント