中山美穂、中島美嘉の歌声に思わず涙
2010年1月19日 20:17
[映画.com ニュース] 辻仁成のベストセラー恋愛小説を映画化した「サヨナライツカ」のジャパンプレミアが1月19日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、主演の中山美穂、西島秀俊、イ・ジェハン監督が舞台挨拶に登壇した。
1975年のタイ・バンコク。ひとり自由気ままに暮らす沓子は、日本から来たエリートビジネスマンの豊と情熱的な恋に落ちるが、豊には日本に彼の帰りを待つ婚約者がいた。
原作者・辻の妻であり、主演は「東京日和」(97)以来12年ぶりとなった中山は、「こういう場はまだ緊張します。主人公・沓子の、ひとりを死ぬまで愛し続ける強さが私は好きです」と挨拶。相手役を演じた西島は、「僕が演じた豊は、ひどい男ですよね(笑)。一般的にはいけないことだけど、一生に一度の溺れるような恋はどこかあこがれます」と正直な気持ちを明かした。
また、同作の主題歌を担当する中島美嘉がサプライズゲストとして駆けつけ、主題歌「ALWAYS」を情感たっぷりに熱唱。中山は、「感動して涙が出てきちゃいました。本当にこの映画にぴったりで心に響いてきます」と感極まって思わず涙を流した。すると、隣の西島がそっと中山にハンカチを差し出す一幕も。中島は、「映画も曲も大好きなので、邪魔をしないよう感情をこめて歌いました」と話した。
「サヨナライツカ」はアスミック・エース配給で、1月23日から全国で順次公開。