滝川クリステル「ニュースJAPAN」時代のストレス発散法は……
2010年1月17日 17:06

[映画.com ニュース] ジャック・ペラン監督の最新作「オーシャンズ」の特別試写会が1月17日、東京・新宿の明治安田生命ホールで行われ、今年10月に名古屋で開催される「生物多様性条約第10回締結会議(COP10)」の広報メンバーを務める滝川クリステルがトークショーに出席した。
この日の試写会は、海の生物多様性シンポジウム実行委員会が主催。「WATARIDORI」のペラン監督が、製作費70億円、撮影4年を費やし完成させた海洋ドキュメンタリー。滝川は、「海洋生物のいろいろな側面を余すところなく捉えた作品。まさに海という名の宇宙に入っていく感覚だった」と感動した様子。作品のストーリーテラー的存在であるイグアナの豊かな表情や、シャコとカニが繰り広げる戦い、セイウチの親子愛を追ったシーンが特にお気に入りと語り「自然の素晴らしさだけでなく、生態系のバランスを乱す人間の行為にもスポットを当てている」と人類に警鐘を鳴らした。
昨年9月までキャスターを務めた「ニュースJAPAN」時代に、ストレス発散のためにスキューバダイビングを始めた滝川。海の美しさと同時に、サンゴ礁の白化など環境破壊を目の当たりにし、問題意識を抱くようになったといい「自然と人間、お互いが依存し合うことでバランスを取っている。そのバランスを人間が崩してしまうと、どんな事態が起こるのか……。ぜひ自分たちにはね返ってくると認識してほしい。この映画を通して、自然への尊敬を思い出して」と熱弁をふるった。
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