柴咲コウ「くすぶっていた」前年を払拭
2010年1月10日 23:06

[映画.com ニュース] 累計発行部数26万部を超える小川糸の人気小説を柴咲コウ主演で映画化した「食堂かたつむり」(2月6日公開)のヒット祈願イベントが1月10日、東京・虎ノ門の金刀比羅宮で行われた。柴咲をはじめ、余貴美子、ブラザートム、富永まい監督が結集。料理をテーマにした同作にちなみ、かたつむり型の野菜オブジェを奉納した。
失恋のショックから心因性失声症になった倫子(柴咲)が、自由奔放な母(余)の暮らす田舎で「食堂かたつむり」を開店。メニューを決めず、1日1組の客のためにイメージを膨らませて料理を作るうち、徐々に元気を取り戻していく姿を描く。
吹き替えなしですべての調理シーンに挑んだ柴咲は、「食べることは生きること。生きることは食べること。そんな人間にとって当たり前のことを今一度再確認させてくれる温かい作品に仕上がった」と自画自賛。昨年末には、おせち料理作りにもチャレンジしたそうで「この作品で学んだことが、年末のおせち作りにもつながった。去年はくすぶっていたけれど、今年は飛び立ちたい」と飛躍を誓った。
11日の成人式を前に、柴咲は「私自身、20歳のときは大人と子どもの間で揺れ動いて葛藤もあった。でもいっぱい迷ったり悩んだりした方がいいと思います」と新成人にエール。余は劇団員だった20歳当時を振り返り、「いつの間にかこんな歳になってしまって……悲しい青春でした。新成人の皆さんには私のような人生を送らないようにと言いたい」。ブラザートムは、「最近、物忘れが激しくて(笑)。確か20歳くらいで成人式やったかなぁ」ととぼけて見せたが、最後は「ぜひ自分たちが一番正しいと信じて、やりたいことをやればいいと思います。そうすれば日本は明るくなるはず」と語った。
「食堂かたつむり」は東宝配給で、2月6日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー