生田斗真が太宰治作品の“顔”になる 全10冊で表紙に
2009年12月15日 00:55

[映画.com ニュース] ジャニーズJr.の生田斗真が、太宰治の代表作を初主演で映画化する「人間失格」の公開を記念し、角川文庫の太宰作品全10冊のカバーを飾ることが分かった。
今年で生誕100年を迎え、「斜陽」「ヴィヨンの妻」「パンドラの匣」と映画化が相次ぐ太宰作品だが、その代表作ともいえる「人間失格」は、「赤目四十八瀧心中未遂」の鬼才・荒戸源次郎監督のメガホンで映画化。これに合わせ、すでに10月から「人間失格」(定価300円)のカバーには生田が登場し、早くも10万部を売り上げて増刷を重ねている。さらに、12月15日から「走れメロス」(定価380円)、「晩年」(定価540円)、「女生徒」(定価460円)、「斜陽」(定価340円)、「ヴィヨンの妻」(定価540円)、「ろまん燈籠」(定価420円)、「津軽」(定価420円)、「もの思う葦」(定価420円)、「愛と苦悩の手紙」(定価620円)のカバーにも生田が登場。角川文庫から刊行されている太宰作品の全てのカバーを、生田が飾ることになる。
近年、集英社文庫の太宰作品のカバーを「デスノート」の小畑健が描き下ろしたり、角川文庫版では松山ケンイチがカバーを飾ったりと、古典文学作品でさまざまなコラボレートが実現。それでも、映画の主役が原作者の全作品のカバーを飾るのは出版界でも初の試みになるということで、新たな追い風となるか注目だ。
「人間失格」は角川映画配給で、2010年2月20日から全国で公開される。
関連ニュース
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」あらすじ・概要・評論まとめ ~弱さと罪を掘り下げる魂の歌と、苦闘する男を描く職人監督の運命的な共鳴~【おすすめの注目映画】
2025年11月13日 11:00
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい超衝撃】世界中の観客が熱狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激”
提供:松竹
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震える体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ