鳩山幸首相夫人と麻生前首相がステージ上で“舌戦”!?
2009年11月12日 11:29

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・高樹のぶ子の自伝的小説をアニメ映画化した「マイマイ新子と千年の魔法」のプレミア試写会が11月11日、都内のホールで行われ、主人公の声優を務めた福田麻由子、共演の本上まなみ、片渕須直監督が舞台挨拶に出席した。
同作は、昭和30年代、大自然に囲まれた山口県防府市を舞台に、空想好きな小学3年生の新子(福田)と東京からやって来た転校生の貴伊子が、かわいがっていた金魚の死を乗り越え、たくましく成長していく姿を描く。
福田は、「友だちといると何でもできちゃう。そして、友だちをどうしてこんなに好きになれるんだろうという思いは、今も昔も変わらないと思った」とコメント。新子の母役を演じた本上も「いちばんキラキラしていて純粋な子ども時代が描かれていて、忘れていたことを思い出すと同時に、もうすぐ3歳になる娘がたどるであろう成長の過程を見せてくれたような気がして、まぶしかった」と振り返った。
また、新子がアニメキャラクターとしては異例の「山口ふるさと特別大使」に任命されたことから、ふるさと大使の先輩として、タレントの松村邦洋が登場。「こんなに山口にスポットが当たるのは初めて。山口は自然の中でとれる食材も多いんです。地産地消ってすばらしい!」と地元を熱血アピールした。
さらにサプライズゲストとして、鳩山由紀夫首相の妻である幸夫人が花束を持って登場。同作を2回も見たそうで、「私も子どものころは、新子ちゃん同様に想像力がたくましく、生傷が絶えなかった。まるで自分を見ているようでした」と話した。そして山口について、「選挙の応援で行きましたが、きれいで人情の厚いところですね」と話すと、松村が「私も野党として~」と得意の麻生太郎前首相の物まねで切り返し、与党と野党の思わぬ形での共演に大爆笑だった。
「マイマイ新子と千年の魔法」は松竹配給で、11月21日から全国で公開。
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