パリス・ヒルトンがニュージーランドの屋外広告に激怒
2009年11月12日 11:29
[映画.com ニュース] パリス・ヒルトンが、ニュージーランドの広告会社メディア5に対して激怒し、告訴する構えを見せている。同社が管理する屋外広告に、無断で写真を使用されたからだ。
問題になったのは、首都ウェリントンの道路脇に設置された空き看板。パーティで満面の笑みを見せるパリスの顔写真とともに、彼女への侮辱とも取れる「vacant(空っぽ、の意)」の文字と同社の電話番号が掲載された。
英デイリー・メール紙によると、パリス側は「法廷に持ち込む」と怒り心頭だが、メディア5の広報は「空きスペースに注目を集めるための、ちょっとしたおふざけだった」と弁明。「最初は(ニュージーランドの政治家)ウインストン・ピータースを使おうかと思ったけれど、パリスの方がずっとかわいいし、彼女は自分を笑うことができる人だから」といきさつを語り、「故意に誰かを傷つけようとしたわけではない」と主張している。
同様のケースでは今年初め、ウッディ・アレン監督が衣料品メーカーのアメリカンアパレルが無許可で顔写真をビルボードに使用した件で損害賠償を請求し、300万ポンド(約5億円)を勝ち取っている。
パリスは11月2日、ハリウッドで開催された「ジミー・チュウ for H&M」のパーティに登場し、9日には写真家マーク・リデルのフォトブック「Exposed: 10 Years In Hollywood」の出版イベントに出席。相変わらず多忙なパーティライフをおくっているようだ。