「レスラー」ミッキー・ロークが米プロレス界への本格参戦を熱望
2009年11月9日 12:12

[映画.com ニュース] ミッキー・ローク(53)が、米プロレス団体WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)へのフル参戦を希望しているという。
ダーレン・アロノフスキー監督作品「レスラー」で落ち目のプロレスラー、ランディ・ロビンソンを演じてアカデミー主演男優賞候補となったロークは今年4月、WWEのプロレスイベント「レッスルマニア25」のリング上で、元世界チャンピオンのクリス・ジェリコを左フック一発でOKしている(これはもちろん台本通り)。
この9月に上梓された彼の新しい伝記本「Mickey Rourke: Wrestling with Demons」(サンドロ・モレッティ著)によると、ロークは本気でレスラーとしてフル参戦を熱望していたが、「アイアンマン2」(来年5月7日全米公開)のプロデューサー連中からプロレス禁止令が出されていて出演できなかった、と記されている。「アイアンマン2」で、彼はロシア版“アイアンマン”のウィップラッシュことイバン・バンコを演じている。
作家モレッティは英サン紙に次のように語っている。「ミッキーはWWEのオーナー、ビンス・マクマホンにとても敬意を払っている。ビンスこそ、レスリングを、水着を着けた筋肉デブたちによるスポーツから、アスリートたちによる競技会に変えた男だとも言っている。彼は、あの驚くべき映画の宣伝の一環であのスポーツと出会って恋に落ちたため、全面的にレスリング・コミュニティを手助けしたいと思っているんだ」
ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン(「ゲットスマート」「ウィッチマウンテン」)らを輩出したWWEは、WWEフィルムズ名義で所属レスラーの主演映画を多数製作している。ケイン主演のホラー映画「シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ」、ジョン・シナ主演のアクション「ネバー・サレンダー/肉弾凶器」、ストーン・コールド・スティーブ・オースチン主演のアクション「監獄島」(12月19日公開)などがある。もしも俳優が本職のロークが加入すれば、ラインナップもますます充実することになる。
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