ケイト・ウィンスレット、名誉毀損で訴えていた英紙に勝訴
2009年11月5日 11:31

[映画.com ニュース] ケイト・ウィンスレットが、英デイリー・メール紙を名誉毀損で訴えていた裁判で勝訴したことが分かった。同紙には2万5000ポンド(約370万円)の損害賠償の支払いが命じられた。
問題となったのは、今年1月に「ケイト・ウィンスレットは、世界一癪(しゃく)にさわる女優としてならオスカーをとれるのでは?」という見出しで同紙に掲載された記事。なかでもウィンスレットは、彼女が実践する「毎日自宅でピラティスを20分やるだけ」というフィットネス法が「嘘に決まっている」と書かれたことが許せなかったようだ。ウィンスレットは、以前から過剰なダイエットに対して批判的であることで知られている。
ウィンスレットは、11月3日に行われた裁判の場に姿を見せなかったが、弁護士を通じて「私のフィットネス法が嘘だと決めつけられたことに何より憤りを感じ、そして、女性の体やダイエットの問題に関するこれまでの私の発言が心からのものであることを示すためにも、私には謝罪を求める責任があると考えたのです」とコメントを寄せた。そして、「女性は自分のあるがままの姿を受け入れられるようになるべきだというのが私の信念であり、(特別な運動はしていないと言ったことを)嘘だというのは、私を偽善者だと糾弾するのに等しいものです」と改めて自身の信念を訴えた。
なお、同紙を発行するアソシエイテッド・ニュースペーパーズは、裁判に先だった9月に謝罪声明を出していた。ウィンスレットは、今回の賠償金を全額チャリティに寄付することを明言している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント