ジョージ・クルーニーが「サイドウェイ」A・ペイン監督新作に主演
2009年11月5日 11:31
[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニーが、「サイドウェイ」(04)のアレクサンダー・ペイン監督の5年ぶりとなる新作ドラメディ「The Descendants(子孫たち、の意)」に主演することになりそうだ。
同作は、米女性作家カウイ・ハート・ヘミングスの同名のデビュー小説の映画化。英エンパイア誌によれば、クルーニーは、主人公のハワイ・オアフ島に広大な土地を所有する裕福な弁護士マット・キング役で出演の最終交渉に入っているという。
恵まれているように見えて実は悩み多き男マットは、ボートレース中の事故で昏睡状態に陥った妻の生命維持装置をはずすか否かの決断を迫られている。そんななか、妻が不動産業者と不倫をしていたことを知り、カウアイ島にいる不倫相手に会いにいこうと、10歳と17歳の反抗的な2人の娘を連れて旅に出るというストーリー。
脚本を手がけるのはナット・ファクソン(「ウォーク・ハード/ロックへの階段」)とジム・ラッシュ(「マイノリティ・リポート」)。「サイドウェイ」でアカデミー脚色賞を受賞したペイン監督は、今回初めて他人の脚本でメガホンをとる。来年2月、ハワイでのクランクインを予定している。