「最凶のタフ野郎」ストーン・コールド初主演作が日本公開
2009年10月21日 11:29

[映画.com ニュース] WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)の人気レスラー、ストーン・コールド・スティーブ・オースチンが映画初主演を飾った「監獄島(原題:The Condemned)」(07)が、ブロードメディア・スタジオの配給で、12月19日より東京・シアターN渋谷ほかで全国順次公開されることが決まった。
挑発的な言動を繰り返す荒くれ者スタイルで「最凶のタフ野郎」の異名を取るストーン・コールドは、通算6度のWWE王座を獲得した実力派レスラー。俳優としても、アダム・サンドラー主演の「ロンゲスト・ヤード」(05)や、WWF(現WWE)の裏側に迫ったドキュメンタリー「ビヨンド・ザ・マット」(99)などに出演した経験はあるが、主演は初めてだ。WWE出身の俳優といえば、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが、「ハムナプトラ2」(01)で演じたスコーピオン・キングで成功を収め、近年でも「ゲットスマート」(08)、「ウィッチマウンテン」(09)に出演するなど順調に俳優業を続けている。インターネット上には、本作の日本公開を待ち望む声が書き込まれており、今回の公開決定はそんなファンには朗報だろう。
「監獄島」は、絶海の孤島を舞台に、世界各国から集められた10人の凶悪な死刑囚たちが生き残りをかけた戦いを展開するアクション活劇。ストーン・コールドはプロレスラーとして鍛え上げた肉体を武器に、格闘技とストリートファイトを融合させた壮絶なリアルファイトを繰り広げる。本作は、WWE所属のレスラーを起用して映画を製作するWWEフィルムズによる作品。06年にWWEの看板スター、ケインが主演するホラー映画「シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ」と、同じくジョン・シナが主演する「ネバー・サレンダー/肉弾凶器」が製作、公開されており、本作はそれらに続く第3弾となる。監督は「ハード・トゥ・ダイ」(00)のスコット・ワイパーが務めている。
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