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八嶋智人、通訳いじり倒し喜色満面

2009年10月21日 15:52

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フォトセッションでも笑い続けた八嶋
フォトセッションでも笑い続けた八嶋

[映画.com ニュース] 第22回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門に出品された「つむじ風食堂の夜」が10月21日、会場の東京・TOHOシネマズ六本木で公式上映され、主演の八嶋智人月船さらら篠原哲雄監督が舞台挨拶を行った。

吉田篤弘の同名小説が原作で、先生と呼ばれる主人公を軸に、食堂に集まる個性豊かな客が織り成すハートウォーミングな群像劇。八嶋は、「主人公が自分というものと優しく向き合っていく映画に仕上がった。自分を見つめる旅を一緒に体感してもらえたら」と真摯に話した。

しかし、八嶋が海外プレス向けの通訳を見つけてからの場内は、失笑に次ぐ失笑。通訳がコメントごとに英訳を始めると、身振り手振りのリアクションでファンは大喜びだ。月船が話し始めても止まらない八嶋は、終始ご機嫌だった。

それでも、篠原監督は「文学からフィクションに置き換えると、文字は使わないもの。でも今回は、文字をいかにして見せるかを大切にしました。短期間で撮ったために俳優も寝ないで頑張ってくれた作品を楽しんでください」とPRに努めていた。

つむじ風食堂の夜」はジョリー・ロジャー配給で、11月21日から全国で順次公開。

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