来年のアカデミー賞司会者、ヒュー・ジャックマンは続投は?
2009年10月19日 12:12

[映画.com ニュース] 来年3月7日の第82回アカデミー賞授賞式に向けて、アメリカ映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が、今年の授賞式の司会を務めたトニー賞受賞俳優ヒュー・ジャックマン、番組プロデューサーを務めたローレンス・マーク&ビル・コンドンへと正式に続投要請をしたようだ。米映画業界ニュースブログDeadline Hollywoodが伝えた。
08年第80回授賞式では過去最低のTV視聴率21.9%を記録。視聴率の低迷が叫ばれているなか、米ABCネットワークで生中継された第81回は、ジャックマンによるミュージカル仕立てのパフォーマンスも盛り込まれ、前年を上回る視聴率23.3%を記録。エミー賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。
ところが、プロデューサーと監督の2人は、それぞれに多忙を理由にAMPASに断りを入れた模様だ。ローレンス・マークはジャック・ニコルソン主演、ジェームズ・L・ブルックス監督のロマンティックコメディ(タイトル未定)を製作中、コンドン監督は05年に死去した黒人コメディアン、リチャード・プライヤー(「大陸横断超特急」「スター・クレイジー」)の伝記映画の準備で大忙しだという。昨年はプロデューサー発表が9月24日、司会者発表が12月12日だったが、今年まだ何も発表がないのは、肝心のプロデューサーが固まっていないからだろう。
一方で司会者について、ジャックマン続投に向け、AMPASが熱心にアプローチしているのは事実のようだ。ただ、彼の代理人は残念なことに「ヒューは映画スターで、ただの歌って踊る男ではない」と、2回目の司会を断るよう助言しているという。
来年のアカデミー賞授賞式は、任期4年を全うしたシド・ガニス前会長からバトンタッチを受けたトム・シェラック現会長による初の「ビッグナイト」。AMPASのブルース・デイビス常任理事は求める司会者像について、「ライブの大観衆を前に経験を持った人」と述べている。米オスカー専門ブログOscar Watchは、舞台経験が豊富なジャックマン以上にふさわしい有力司会者候補として、米NBCのコメディ「30 Rock」でエミー賞受賞多数のコメディエンヌ、ティナ・フェイを挙げている。
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