結婚詐欺師の堺雅人「僕はだまされやすい」。「クヒオ大佐」特別試写
2009年10月5日 11:58
堺が演じたのは、実在した結婚詐欺師のジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。正真正銘の日本人だが、1984年に逮捕されるまで20年間にわたって経歴詐称で多くの女性をだまし続けた人物だ。「片言の日本語を駆使するという、俳優としては『自分を試したい』と思わせる役でしたが、結局、腕立て伏せくらいしか役作りはできなかった」と笑った。
堺に献身的に尽くす、弁当屋を経営する女性社長に扮した松雪は「シュールな笑いが好きな方にはピッタリな作品。クヒオみたいな男が目の前にいたら、だまされているフリをして少し乗ってみたい」と意味深な表情。一方の堺は、「僕はとてもだまされやすい。共演者が『演技が苦手』と謙そんされていても、『そうか、苦手なんだ』と信じてしまうくらいですから」と話した。
銀座のナンバーワンホステスやエリート学芸員など、クヒオにだまされた女性は数え切れない。それでも堺は、「だますとかだまされないとかではなく、恋って自分の意思に関係なく落ちるものであって、するものではない」と持論を展開し、場内に詰め掛けた約200人の女性ファンのため息を誘った。
「クヒオ大佐」は10月10日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー