「ワンピース」に竹中直人と皆藤愛子が参加。アフレコシーンが公開
2009年9月29日 11:33

[映画.com ニュース] 人気アニメ「ワンピース」の劇場版最新作「ONE PIECE FILM Strong World」にゲスト声優で出演する竹中直人と皆藤愛子が9月28日、都内のスタジオで公開アフレコを行った。
シリーズ10作目の節目を迎えた本作は、原作者の尾田栄一郎が製作総指揮を務め、ストーリーを初めて書き下ろし。今回はルフィ海賊団にとって最強の敵である伝説の海賊“金獅子のシキ”との戦いを描く。
尾田の強い希望でシキを演じることになったという竹中は、「『ワンピース』はうちの子どもたちが大好きなんです。僕は家では虫けらのように扱われているんですが、久しぶりに子どもたちに自慢できる仕事ができた」と誇らしげ。アフレコでは、形相まで悪役になりきって臨んていたが、セリフの語尾に「よいしょっと」「貧血だ~」などと独特のアレンジを加えて笑いを誘っていた。
一方、お天気キャスターとして活躍する皆藤が扮した酒場の娘エバーは、かかと落としをするシーンもある活発な役どころ。「こんなに大きな声を張り上げることはないので戸惑いもあったが、だんだん快感になってきた」と話した。そんな皆藤を、竹中は「眩しすぎて直視できない」と照れることしきり。それでも、映画監督としての顔も垣間見せ「沖縄を舞台に、行方不明になった少女の役なんて良さそうですね」と皆藤の主演映画の構想を展開した。これには皆藤も「私、行方不明になりそうですか?」と困惑するばかりだった。
「ONE PIECE FILM Strong World」は12月12日から全国で公開。
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