オドレイ・トトゥ、記者会見もエレガントに「シャネル」で登場
2009年9月9日 12:00

[映画.com ニュース] 「ココ・アヴァン・シャネル」のPRで来日中のフランスの人気女優オドレイ・トトゥが、9月8日、東京・六本木のグランドハイアット東京で記者会見を行った。
タイトルの「ココ・アヴァン・シャネル」は、直訳すると「シャネルになる前のココ」という意味。同作は、日本でも人気の高いファッションブランド、シャネルの生みの親であるココ・シャネルが、デザイナーとして成功する以前の姿を描く。トトゥは前日のジャパンプレミアに続き、この日の服装もシャネル(靴のみセルジオ・ロッシ)。自身は普段洋服のブランドにはこだわっていないそうだが、「シャネルのデザインはシンプルでありながらエレガントなところが魅力」と話した。
フランスの片田舎で生まれたガブリエル・シャネル(ココ・シャネルの本名)が、お針子をしながら歌手を目指していた不遇の時代について、トトゥは「シャネルが最初はデザイナーを目指していなかったことには私も驚いたわ。それに彼女はすごく困難な幼少時代を過ごしていて、孤児院で育った彼女がほぼ独学で教養を身につけていったのも驚くべきことよね」と語り、シャネルのドラマチックな人生に感銘を受けた様子だった。また、劇中で歌とダンスを披露したことについて聞かれると、「歌もダンスもそれほど難しくなかったわ。というのも、シャネルは歌手志望だったけど才能はあまりなかったようだから(笑)」とおどけてみせた。
最後に、トトゥは「この作品はシャネルという女性やファッションだけでなく、時代背景も実に見事に描かれているから、広い意味で楽しんでもらえると思う」と映画の見どころをアピールした。
「ココ・アヴァン・シャネル」は9月18日より公開。
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