自由フリムン党党首ゴリ、「南の島のフリムン」を街頭演説でアピール
2009年8月17日 12:00
[映画.com ニュース] 人気お笑いコンビ、ガレッジセールのゴリが、衆議院選挙たけなわの8月16日、東京・新宿の新宿ステーションスクエアにて行われた監督作品「南の島のフリムン」(8月29日公開)のPRイベントにて、自由フリムン党党首として街頭演説で映画の鑑賞を呼びかけた。また、川田広樹(ガレッジセール)、板尾創路、エド・はるみら吉本芸人やヒロイン役のAKINA、具志堅用高らも応援演説に駆けつけた。
同作は、今春大ヒットした品川祐(品川庄司)監督の「ドロップ」に続き、吉本興業と角川映画がタッグを組んだ映画第2弾。監督・主演のゴリの故郷・沖縄を舞台に、天真爛漫なノーテンキ男(ゴリ)が巻き起こす恋の大騒動を描いたドタバタ・ラブコメディ。フリムンとは沖縄の方言で「愛すべきおバカさん」という意味で、ゴリをはじめ、ボビー・オロゴン、照屋雅雄、映画「ナビィの恋」の平良とみなど個性的なキャストが勢揃いしている。
「全編、沖縄の青い空、青い海を撮りたかったのに、撮影日数がたった16日しかなく、そのうち8日間は曇りでした(笑)」と撮影を振り返ったゴリ監督は、完成した作品について「苦労して産んだ子どものように可愛い。トロピカル満載の映画に仕上がった。16日間のスケジュールを吉本からもらい、5年分かけた出来映えになった。人生の90分間だけこの映画にください!」とフリムン党党首としてアピール。さらに、「皆さんの顔に笑顔を取り戻します」「荒んだ心をホッコリさせます」「劇場の入場料金を1800円以上上げません!」と高らかにマニフェストを掲げ、映画を見てほしいと強く訴えた。
一方、「本当にくだらないので、見れば元気になれる」(川田)、「幸せは、日常にあふれていると気づかせてくれる作品」(AKINA)、「笑いの間が素晴らしい」(板尾)などと応援演説も白熱。この日沖縄から駆けつけた元ボクシング世界チャンピオンの具志堅は「沖縄より暑いね」と猛暑の東京に驚きながら、「俺も昔はフリムンって言われていたよ。ぜひ映画を見て力をつけて」と暑さでバテ気味の聴衆を元気づけていた。