妻夫木聡、日韓合作のカラオケ場面でPUFFY「アジアの純真」を熱唱
2009年7月27日 12:00
[映画.com ニュース] NHK大河ドラマ「天地人」の直江兼続役で人気の俳優・妻夫木聡が、主演した日韓合作映画「ノーボーイズ,ノークライ」(キム・ヨンナム監督、8月22日公開)の中で、共演の韓国俳優ハ・ジョンウ(「チェイサー」)と一緒にカラオケで1曲丸ごと熱唱した場面が、話題になっている。
本作の物語は、妻夫木演じる家族に縛られる日本人の男・亨と、ジョンウ演じる家族を持たない韓国人の男・ヒョングを中心に、いろんな事情から闇の仕事に手を染めた2人が友情を深め、小さな希望に向かって互いに心を通わせる短い夏の出来事を描くというもの。
その歌の場面は中盤にあり、行き場のない苛立ちを抱えた2人の男が絆を深めるきっかけとなる重要な場面として、抑えていた感情を一気に発散させるように、のど自慢大会の場で2人はカラオケで熱唱する。もちろん、妻夫木にとって映画の中で歌を歌うのは、初めてのことだ。カメラのアングルを変えるため、都合3回フルコーラスで歌ったことになったが、NGは一度もなし。2人は歌詞カードも見ずに、一発OKで決め、ジョンウも日本語で完璧に歌い上げたという。
2人が歌ったのは、PUFFYの大ヒット曲「アジアの純真」(井上陽水・奥田民生、作詞・作曲)。選曲は脚本の渡辺あやの希望で、当初は「おどるポンポコリン」も検討されたが、結果、2人の歌う「アジアの純真」は良い仕上がりになったようだ。