長澤まさみ、父役・佐々木蔵之介の熱い眼差しを絶賛。「群青」初日
2009年6月29日 12:00

[映画.com ニュース] 沖縄の離島を舞台にした長澤まさみ主演作「群青/愛が沈んだ海の色」の初日舞台挨拶が、6月27日、東京の有楽町スバル座で行われ、長澤と共演の佐々木蔵之介、田中美里、良知真次、中川陽介監督が登場した。
「群青」は、恋人を亡くし絶望に打ちひしがれた涼子(長澤)が、幼なじみの青年や父親に見守られながら、希望を見出していくというストーリー。昨年7月から8月にかけて、沖縄の渡名喜島でロケが行われた話題作だ。
立ち見も出るほどの観客席を見渡して感無量の長澤が「みんなで暑いなか頑張って撮影した甲斐がありました」と、まずは満面の笑顔で挨拶。劇中で父娘に扮した長澤と佐々木はお互いの印象について、「眼差しがすごく強いんです。父親としての威厳や強さを感じて、頼りがいのあるお父さんだと思いました」(長澤)、「長澤さんが最初に登場したとき、猛暑の島なのに、なんて爽やかで涼しげに出てくるんだろうと思いました。カルピス飲みたくなりましたよ」(佐々木)と語った。
また、映画初出演の良知は、長澤の恋人役を演じた喜びを「素晴らしいキャスト、スタッフと仕事ができて人生の宝物になりました」とコメント。さらに長澤の母親役を演じた田中も「私もとうとうそんな年になったのかと感慨深かったけど、まだ(長澤演じる涼子が)赤ちゃんの頃の母親役だったので良かったです」と胸の内を明かした。
七夕を10日後に控えたこの日、登壇者全員が願いごとを書いた短冊を披露した。長澤は「世界中の親子の絆が強くなりますように」と映画のストーリーにちなんだ願いごとを笹の葉にかけ、持ち前の爽やかスマイルを見せた。
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