朝丘雪路が夫・津川雅彦との波乱万丈エピソードを語る
2009年5月29日 12:00

[映画.com ニュース] フランスを代表する女流作家フランソワーズ・サガン(35~04)の波乱万丈な人生を描く伝記映画「サガン/悲しみよこんにちは」の公開を記念して、5月28日に東京・飯田橋の日仏学院で試写会が行われ、女優の朝丘雪路がトークショーを行った。
ブルジョワ家庭に生まれたサガンは、デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり、わずか18歳で巨万の富と名声を手に入れた。その後も発表する小説は常に話題となったが、セレブたちとの夜毎のパーティ、2度の結婚と離婚、生死を彷徨った交通事故、桁外れの金額を賭けたギャンブルなど、スキャンダラスな私生活も伝説として語り継がれている。
「悲しみよ こんにちは」の愛読者でもある朝丘は、サガンが好んで着ていたというヒョウ柄の衣装で登場。お嬢様育ちとして知られる朝丘は、サガンに共感できることも多いようで、「サガン自身も父親っ子のようだと思うし、私とパパ(日本画家の伊東深水)に似ていると思った。私も父が母以外の女性と付き合うと嫉妬心が沸いたわ」と自身の父親との思い出を語った。
サガンは恋多き女として知られているが、夫で俳優・映画監督の津川雅彦もかつて女性問題で世間を賑わせたことについて聞かれると、「俳優だから仕方がないのでは。本気じゃなければいいと思う」と大人の余裕を見せた。また、浪費癖があり多額の借金を抱えていたサガンと、おもちゃの全国チェーン、グランパパの事業で多額の債務を背負った津川を比較されると、「ここでそんなことを言われるとは思わなかった」と困惑しながらも、「やっぱり(事業は)素人だったんでしょうね。でも何事も経験しないと分からないから」とあっけらかんと話していた。
「サガン/悲しみよこんにちは」は6月6日より公開。
関連ニュース

「ペパーミントソーダ」1960年代パリの女子校、男の子やセックスに興味津々の女子たちの日常と揺れる心 ディアーヌ・キュリス監督に聞く
2024年12月17日 09:00





映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ