クリスチャン・ベール、「ブチ切れ事件」を自ら語る
2009年5月1日 12:00
[映画.com ニュース] クリスチャン・ベールが、今年2月にメディアを大いに騒がせた自身の“ブチ切れ暴言事件”について、米Total Filmのインタビューに答えた。
事件とは、「ターミネーター4」(マックG監督/6月13日日本公開)の撮影中に視界に入ったカメラマンに対してブチ切れたベールの、約4分に及ぶ放送禁止用語連発の罵声を録音した音声テープがネット上に流出したというもの。
ベールはまず、「自分がやってしまったことは事実。それについて言い訳するつもりはないし、その責任も自分にある」としたうえで、「しかし、現場の様子が録音されていたという事実を知ったことで、スタッフとキャストの間にあるべきはずの根本的な信頼関係が損なわれてしまった」と明かした。
「全ての録音マンが、“録音どころか、こちらの会話も聞いていないよ”というスタンスを取っている。暗黙の了解ではなくて、実際にそう明言しているんだ。でも、それはもう信用できない。誤解しないでほしいが、ここで言っているのは“自分が何かしでかしたとしても黙っててくれよ”という意味での信頼ではなく、もっと本質的な、一緒に何かを作る者としての信頼関係のことだ」
ベールはもともと、DVDの特典映像などのためにメイキングを記録するのが好きではないのだという。「みんなが裏側を知りたいと思っていることは分かっているが、映画ならではのマジックというものがあるとして、マジックなんだから種明かしはすべきではないということだ」
「ターミネーター:ニュー・フェイト」
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