デビッド・クローネンバーグのカルト作「ヴィデオドローム」がリメイク
2009年4月28日 12:00
[映画.com ニュース] カルト的な支持を集める鬼才デビッド・クローネンバーグ監督初期の傑作「ヴィデオドローム」(82)が、ユニバーサル・ピクチャーズによってリメイクされることが明らかになった。
米バラエティ誌によると、「ザ・リング」「ブラザーズ・グリム」の脚本家アーレン・クルーガーがリメイク版の脚本を執筆、パートナーのダニエル・ボブカーと共にプロデュースも手がける。クルーガーは、6月20日公開のSF超大作「トランスフォーマー/リベンジ」にも脚本家として参加している。
「ヴィデオドローム」は、暴力とポルノが売り物のケーブルTV局を運営する主人公マックス(ジェームズ・ウッズ)が、殺人や拷問が繰り返される禁断の映像“ビデオドローム”を入手し、異様な幻覚を見るようになるというホラー。クローネンバーグ監督特有の“内臓感覚”が漂う、熱狂的なファンの多い作品だ。
なお、同監督の関与は今のところ予定されておらず、リメイク版の監督も未定。リメイク版は、オリジナルのコンセプトを生かしながらも、ナノテクノロジーといったテーマを組み込むなど現代的な設定に置き換え、スケールアップしたSFアクションスリラーになるものと見られている。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント