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日本未公開の秀作がズラリ。GWはイタリア映画祭2009へ!

2009年4月28日 12:00

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ヨーロッパ映画賞も受賞したマッテオ・ガッローネ監督「ゴモラ」
ヨーロッパ映画賞も受賞したマッテオ・ガッローネ監督「ゴモラ」

[映画.com ニュース] 今年で9回目を迎える、ゴールデンウィーク恒例のイタリア映画祭2009が東京・有楽町の有楽町朝日ホールにて4月30日~5月5日まで開催される。

今年も07年以降に製作された日本未公開のイタリア映画の秀作12本が一挙に上映される。

パオロ・ソレンティーノ監督の「イル・ディーヴォ」は、戦後のイタリア政界に君臨し、与党キリスト教民主党党首として70~90年代に7期も首相を務めたジュリオ・アンドレオッティのピカレスクな人生(現在90歳で存命中)を、シュールかつスタイリッシュな映像で描き出した快作だ。マフィアやバチカンと親密な関係があり、「ゴッドファーザーPARTIII」に登場する政治家“ドン・ルケージ”のモデルとされた元首相を名優トニ・セルビッロが怪演した、08年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作。

マッテオ・ガッローネ監督の「ゴモラ」は、原作者のロベルト・サビアーノがマフィアから命を狙われた衝撃作。暴力と血と金にまみれた悪名高いナポリの犯罪組織“カモッラ”の実態と、マフィアの掟に従って生きなければならないナポリ市民の生活の実状を情け容赦なく浮き彫りにした、08年カンヌ国際映画祭で2部門を制した強烈な犯罪映画だ。

プーピ・アバーティ監督の「ジョヴァンナのパパ」は、国民的人気を誇る名優シルビオ・オルランドにベネチア映画祭主演男優賞をもたらし、本国で大ヒットを記録した作品。第2次大戦前後という激動の時代を生きた父と母とひとり娘の3人家族の人生を、ボローニャのノスタルジックな風景の中につむいだ叙情的なドラマ。2010年日本公開も決定し、今回はそのプレミア上映だ。

このほか、非正規雇用という現代的なテーマをえぐりつつ、イタリア喜劇伝統の手法でとことん笑わせるパオロ・ビルツィ監督の「見わたすかぎり人生」、奥アマゾンで起こる悲劇をパゾリーニ・タッチの寓話的なストーリーテリングで描くマルコ・ベキス監督の「赤い肌の大地」など、世界の3大映画祭を震撼させたイタリア映画の今を読み解ける新作がラインナップされた。

全席指定席で、全回日本語字幕付き上映。前売券が完売の回もあるが、その日の上映分は当日券として朝9時30分(初日のみ11時)に販売される。公式ホームページ(http://www.asahi.com/event/it09)でスケジュールや来日ゲスト情報をチェックし、この絶好の機会にステキなイタリア映画体験をご堪能あれ。

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