“インド顔”の名倉潤、オスカー作品「スラムドッグ」宣伝部長に就任!
2009年4月16日 12:00
[映画.com ニュース] 本年度アカデミー賞で作品賞をはじめ最多8冠を制したダニー・ボイル監督の最新作「スラムドッグ$ミリオネア」の公開直前大ヒット祈願試写会が4月15日、東京・六本木のGAGA試写室で開催され、宣伝応援隊長に就任したネプチューンの名倉潤が作品の魅力を語った。
インドを舞台にした本作にちなんで、“インド顔”という理由で宣伝応援隊長に起用された名倉は「むしろタイ顔ですが、どちらにしても顔で選ばれたんでしょうね」と苦笑しながらも、「以前からタイ映画の(宣伝)依頼があっても、断ってきた。でもこの作品なら、宣伝してもいいなと思って」と作品の出来栄えを絶賛。「出演者もインドのスラム街の雰囲気もリアル。愛あり、感動あり、音楽も良かった」と見どころを語った他、アカデミー賞での大健闘について「これが作品賞を取ったということは、ハリウッドも変わりつつあると思う」と独自の分析も披露した。
スラム育ちの貧しい主人公ジャマール(デブ・パテル)が幼少期からの夢を貫き、大きな花を咲かせる本作。トーク中には07年に誕生した長男の話題も上がり、名倉は「夢を持って諦めない子供になってほしい。できればメジャーリーガーになって、稼いでくれれば(笑)」と愛息への期待を明かした。また、イベントの終盤では、プロのダンサーやインドの子供たちと一緒に、アカデミー歌曲賞を受賞した主題歌「Jai Ho」に合わせて、オリジナルのダンスを披露し、「この曲を聴くと血が騒ぎますね。ダンスは久しぶりなので汗をかいた。TVのワイドショーで流れても恥ずかしいから、うちの奥さん(タレントの渡辺満里奈)は見ないと思います」と語っていた。
「スラムドッグ$ミリオネア」は4月18日より全国公開。