アン・ハサウェイが、ジュディ・ガーランドの伝記映画&舞台に主演
2009年3月25日 12:00

[映画.com ニュース] 「レイチェルの結婚」(4月18日日本公開)で姉の結婚式に出席するため実家に戻った薬物依存症の主人公を演じ、アカデミー主演女優賞にノミネートされたアン・ハサウェイが、ミュージカル「オズの魔法使」「スタア誕生」などで大成功を収めながら睡眠薬の過剰摂取により47歳で亡くなった女優ジュディ・ガーランド(1922-1969)を演じることになった。
ワインスタイン・カンパニーが発表したもので、ガーランドの数多くのインタビューや未発表の自伝を参考資料としたジェラルド・クラーク著の伝記本「ゲット・ハッピー:ザ・ライフ・オブ・ジュディ・ガーランド(Get Happy: The Life of Judy Garland)」を映画&舞台化する。ガーランドが子役からミュージカルスターへと成長する華やかなキャリアと、薬物とスキャンダルにまみれた私生活、そして壮絶な最期を迎えるまでを描き、ハサウェイは映画・舞台の両方で主演を務める。
ハーベイ・ワインスタインは、「才能あふれるアン・ハサウェイを主演に、伝説の女優ジュディ・ガーランドを映画化、舞台化できることをとてもうれしく思う。アンとは長年一緒に仕事をしてきたが、彼女は今回の難役を通じて素晴らしい演技を披露してくれるだろう」と太鼓判を押している。
ハサウェイといえば、先月末のアカデミー賞授賞式で司会のヒュー・ジャックマンとともに美しい歌声を披露したことが記憶に新しい。ブロードウェイ・ミュージカル「プロミセズ・プロミセズ」の再演版にも主演すると伝えられており、ハサウェイの迫力ある美声にますます注目が集まりそうだ。
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