櫻井翔「ヤッター!」。「ヤッターマン」大ヒット御礼に深キョンも
2009年3月23日 12:00
[映画.com ニュース] タツノコプロの人気アニメを実写化した三池崇史監督作「ヤッターマン」(3月7日より公開中)の大ヒットを記念し、3月21日、主演の櫻井翔と深田恭子がヒット御礼の舞台挨拶を丸の内ピカデリー1で行った。本作は3月20日時点で動員120万人、興行収入13億8000万円を記録。春休みのライバル作品を抑え、2週連続で興行ランキング第1位をマークしている。
主人公のヤッターマン1号(高田ガン)を演じた櫻井は、今回の大ヒットについて「本当に『ヤッター!』という感じです。いろんな世代の方に見ていただいていると思うとうれしい」と喜びのコメント。作品に対する周囲の感想に関しては「男性諸君は『ドロンジョ様万歳!』の一言ですね。それに『面白い』という声と同時に、『感動した』って声もあるんです」と本人にとっても予想外の反応があったことを明かし、「お客さんにも聞きたいな」と客席を見渡し、真っ先に挙手をした6歳の少年を指名。「どのキャラクターが好きだった?」という質問に、少年はヤッターマンではなく「ヤッターワン」と即答し、櫻井が苦笑いを浮かべる一幕も。
一方、セクシーなドロンジョ役で注目を集める深田は「私は5、6回見ていますが、そのたびに『ここはこんな風になっていたんだ』と新しい発見がありました」と細部まで作り込んだ三池作品のディテールに改めて驚いている様子。また「原作アニメにはない恋のお話も楽しめるんじゃないかと思います」と今回の実写版ならではの見どころをアピールしていた。
挨拶の最後には「たくさんの人を笑顔にできるパワーがある作品。何度でも劇場に足を運んでください」(櫻井)、「ぜひ今日の感想をたくさんの人に伝えてください」(深田)とメッセージを送り、ヒット御礼のくす玉を割っていた。
なお、配給元の日活は、同作に対してヨーロッパやアジアの約30カ国から配給オファーがあることを明かし、「欧州では原作が放送されて認知度が高いことや三池監督の知名度から、アジアでは嵐人気から注目度が高いのでは」と分析していた。