アンジェリーナ・ジョリー主演「ウォンテッド」CMが英国で放送禁止に!
2009年3月19日 12:00

[映画.com ニュース] アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画「ウォンテッド」のDVDリリース用に作られたTVCMが、イギリスで放送禁止になったことが分かった。「暴力を美化している」というのが禁止の理由だ。
問題となったCMは、ジョリーがカメラ(視聴者)に向かって拳銃を発射する映像や、彼女が同じく銃を手にした共演者のジェームズ・マカボイにキスするシーンに、「とてつもなくセクシー」という映画評を引用した文字や、「今年最もクールな映画」といった宣伝文句のナレーションが入るというもの。
イギリスの広告監視機関である広告基準協議会(ASA)は3月18日、このCMが「銃を使用することがセクシーでグラマラスであるかのように描いている」として、「銃の使用を美化することで暴力を容認するもの」だと結論づけた。その結果、現行のCMは、子供たちが見ていないような時間帯であったとしても、今後いっさい英国内では放映できないことになったという。
ただ、このCMに対して視聴者から寄せられた苦情は1件しかなかったことも分かっており、配給するユニバーサル側は、「これまでも『今年最もクールな映画』のキャッチコピーと共に同様のプロモーションを展開してきたが、クレームを受けたことはない」と反論している。また、「男性が主演するアクション映画ではこの種の問題は起こらない。一部の人々は、暴力がどうこうではなく、強い女性が主役を張るのを見るのが気に入らないようだ」とのコメントを出している。
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