ブラッド・ピットが、ジョン・ル・カレのスパイ小説を映画化
2009年3月18日 12:00
[映画.com ニュース] パラマウント・ピクチャーズがイギリス人作家ジョン・ル・カレのスパイ小説「ナイト・マネジャー」の映画化権を獲得、ブラッド・ピットの製作会社プランBがプロデュースを手がけることが分かった。米バラエティ誌が報じた。
同作は、93年に出版された長編小説で、スイスの名門ホテルのナイト・マネジャーを務める主人公が諜報機関のエージェントとなり、過去に自分の愛する女性を死に追いやった武器商人に接近するというストーリー。
レイフ・ファインズ主演の政治風刺劇「Land of the Blind」(06)の監督と脚本を務めたロバート・エドワーズが脚色にあたる。エドワーズ自身、湾岸戦争中には情報部員だった経歴を持つという。
スパイ小説を多数発表しているル・カレは、「寒い国から帰ったスパイ」「ナイロビの蜂」などの映画の原作者としても知られている。
なお、ピットが出演するかどうかについては、現在のところ何も報じられていない。