魔性の女シエナ・ミラー、今秋「令嬢ジュリー」でブロードウェイデビュー
2009年1月27日 12:00
[映画.com ニュース] ここのところ女優としての話題よりも、バルサザール・ゲティ(「ブラザーズ&シスターズ」)との不倫愛ばかり取りざたされていたシエナ・ミラー(「ファクトリー・ガール」)だが、今年9月に主演舞台「After Miss Julie」でブロードウェイデビューを果たすことが明らかになった。興行元のラウンダバウト・シアター・カンパニーとミラーの代理人が公表したもの。
同作は、19世紀スウェーデンの著名な作家アウグスト・ストリンドベリの代表作「令嬢ジュリー(Miss Julie)」を下地に、英国の劇作家パトリック・マーバー(04年の映画「クローサー」の原作者/脚本家)が舞台を1945年のイギリスに変えて書き上げたドラマ。
オリジナルでは伯爵令嬢という設定だが、裕福な家の令嬢ジュリーが使用人の男との愛欲に溺れて堕ちていくというストーリーで、ミラーはタイトルロールを演じる。登場人物はわずか3人というから、個々の俳優の力量が試される舞台となるだろう。
演出はマーク・ブロカウ。その他のキャストや上演劇場、日程などは後日発表予定。