妻夫木も驚嘆?ギネス級巨大マスクが登場。「感染列島」初日
2009年1月19日 12:00
[映画.com ニュース] 新型ウィルスによるパンデミック(感染拡大)の恐怖とウィルスに対する人間たちの戦いを描いた話題作「感染列島」が1月17日に初日を迎え、主演の妻夫木聡、檀れい、国仲涼子、藤竜也、カンニング竹山、ダンテ・カーバー、瀬々敬久監督が日比谷スカラ座で舞台挨拶を行った。
新型ウィルスと戦う救急救命医を演じた主演の妻夫木は、昨年3月からの撮影を振り返りながら「月日が経つのは早い。こうして初日を迎えたのはうれしいようで、子どもが巣立っていく感じでもありさみしいですね」と感慨深そうに挨拶。さらに「ただのパニック映画ではなく、命の共存という深いテーマを持った映画です」と述べた。また、WHO(世界保健機関)から派遣されたメディカルオフィサー役の檀も、神妙な面持ちで「今日が一番緊張している」と語りつつ、「どんな暗闇でもいつか明るい希望が訪れる。そんなメッセージを描いた作品」とアピールした。その一方で、ベテランの藤が空席のない満席の会場を見渡して「インフルエンザが流行っていなくて良かった」と漏らし会場を和ませた。
マスコミ向けのフォトコールでは、客席に横3メートル、縦1.25メートルという世界最大の巨大マスクが登場。ウィルス感染予防をアピールしたが、妻夫木は「意外に小さい。ギネス申請すると聞いていたので、もっとすごいと思っていました」と苦笑していた。また映画の内容にちなんで、防護服を着込んだスタッフが竹山に向ってスモークを噴射し“除菌”。この演出は昨年12月の完成披露試写会でも行われたが、竹山は「前回もそうだったけど、これ、そんなにウケてないですよ」とキレるお約束の一幕もあった。
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