大型新人・高山侑子が監督の爆弾発言に苦笑。「空へ/救いの翼」初日
2008年12月15日 12:00

[映画.com ニュース] 航空自衛隊航空救難団を題材にした映画「空へ/救いの翼 RESCUE WINGS」が12月13日に初日を迎え、東京・新宿の角川シネマ新宿にて、主演の高山侑子、井坂俊哉、鈴木聖奈、瀬戸早妃、手塚昌明監督が舞台挨拶を行った。
同作は、女性として初めて救難ヘリのパイロットとなった主人公(高山)の葛藤と成長を描いたアクション・ドラマ。主演を務めた16歳の新人女優・高山は、実生活でも救難隊員として中越地震などで人命救助にあたった父を、05年に訓練中の墜落事故で亡くしている。
映画初出演ながら主演に大抜擢された“大型新人”高山は、公開前日に不安のあまり眠れなかったと話す手塚監督を横目に、「昨日は早く寝なきゃと思ったけど夜更かししちゃいました(笑)。緊張はしなかったです」と早くも大物らしい落ち着きぶり。劇中では23歳という設定だったため戸惑うことも多かったそうだが、「プレッシャーもあったけど、完成した映画を見たらとても良い作品になっていて安心しました」と笑顔で話した。
同作の題材となった航空救難団は、警察、消防、海上保安庁が対応できない状況下でも救助活動を行う、救難のスペシャリスト集団。主人公の先輩パイロットを演じた井坂が「自分は静岡県出身なのに、浜松基地にも救難団があることを知らなかった。救難の“最後の砦”となる彼らがこんなに身近で自分たちの命を守ってくれているんだと、作品を通して感じました」と救難団へ尊敬の意を表すと、手塚監督は突然、「『252』も早く救難団を呼べば良かったのに」と、同じく救難活動を描いた話題作への“ダメ出し”を始め、高山らキャスト陣を苦笑させた。
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