「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン監督が続編も製作!
2008年12月1日 12:00

[映画.com ニュース] 07年に公開され、全米ではミュージカル映画史上歴代第4位の大ヒットとなった「ヘアスプレー」。そのメガホンを取ったアダム・シャンクマン監督が今現在、2010年の完成を目指して続編「ヘアスプレー2」(10年7月全米公開予定)の企画を進めていることを、米エンターテインメント・ウィークリー誌に報告した。
この企画のオリジナルはそもそも、ジョン・ウォーターズ監督・脚本の「ヘアスプレー」(88)をリメイクしたもの。今回の続編企画では、原案者であるウォーターズ監督による脚本の構想が固まり始めた段階だと明かしたシャンクマン監督は、「ジョン・ウォーターズから物語のアウトラインといくつかのアイデアをもらっているところだ」と語る。
物語の背景となるのは、1962年が舞台となった前作から数年後の60年代後半とのこと。主役もまた、ニッキー・ブロンスキー演じるおデブちゃんのトレイシー・ターンブラッドが務め、“次世代の音楽”が物語を彩ることになりそうだ。
「あの時代はとてつもなく政治色の濃い時代で、シリアスな変革もあった時代だった」とシャンクマン監督。彼はまた、ザック・エフロン演じるトレイシーの恋人リンクは「“ブリティッシュ・インベージョン”に足を踏み入れていく」とも明かしており、ベトナム戦争が泥沼化し反戦デモや公民権運動が全米でピークになった時代背景のもと、トレイシーやリンクが、ビートルズやローリング・ストーンズ、ザ・フーといったUKロックにのめり込んでいくさまが描かれるようだ。
ちなみに、ヒロインのトレイシーの母親を演じたジョン・トラボルタは「“女装”するのはもうコリゴリ」との発言を繰り返しており、彼が続投するかどうかが大いに気になるところだ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)