ステファニーと満島ひかりの“女の闘い”は怪獣映画並?「プライド」完成
2008年11月21日 12:00

[映画.com ニュース] 人気漫画家・一条ゆかりの同名コミックの映画化「プライド」(09年1月17日公開)が完成し、11月20日、主演のステファニー、満島ひかり、及川光博、金子修介監督、原作者の一条が東京・新橋のスペースFS汐留で会見した。
本作は、令嬢の史緒(ステファニー)と、貧しい家庭に育った萌(満島)という生まれも育ちも性格も正反対な2人が、ともにオペラ歌手を目指す中で激しく対立する姿を描くもので、今年でデビュー40周年を迎えた漫画家の一条にとって初めて実写映画化された作品。また、日本人の母とアメリカ人の父を持つハーフならではのゴージャスなルックスと、5オクターブ出るハイトーンボイスで人気の歌手ステファニーにとっても、映画初出演で初主演を飾った記念すべき作品となった。
主演の2人にとって、撮影現場は「少しピリピリするところもあった」(満島)そうだ。ステファニーが満島に「『むかつく!』と言われてうれしかった」と明かせば、満島もビンタを受けるシーンについて「最初は出来ないって言っていたのに、本番でバチン!ってやられてすごく痛かった」と言い返すなど、2人とも役になりきって“女の闘い”を繰り広げた様子。
「ガメラ」など多数の怪獣映画を手がけてきた金子監督も、「怪獣映画には登場のさせ方などいくつかパターンがあるが、この映画もある意味でモンスター映画」と怪獣顔負け(?)の女同士の壮絶なバトルを撮り上げた感想を語った。
一方、原作者の一条は「漫画だとキザなセリフも書けるけれど、生の人間が言っているのを見ると恥ずかしい(笑)。でも、誰が見ても面白い映画になってます」と率直なコメント。特に、及川をイメージして描いた御曹司・神野を、実際に及川が演じたことにはご満悦だった。これには貴公子ミッチーも「一条先生の感性や美意識に引っかかるところがあったのなら、生まれてきてよかった」と喜んでいた。
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