「ホット・ファズ」サイモン・ペッグ&ニック・フロストが米横断オタク旅!
2008年11月18日 12:00
[映画.com ニュース] 「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!」の英国人コメディアン、サイモン・ペッグが、自ら脚本を執筆した「ポール」というタイトルのSFコメディに主演することに決定した。英エンパイア誌が伝えたもので、ペッグは“相棒”のニック・フロストとまたも共演する。
同作については、ポールというタイトルロールの名前以外明らかにされていないが、ポールとは、米西海岸のサンディエゴ・コミコンを目指してアメリカ横断する英国人オタクの仲良しコンビ、グラハム(ペッグ)&クライブ(フロスト)が米中西部で車に乗せるヒッチハイカーで、実はエイリアンだという。
脚本・主演を務めるペッグは「とっても大興奮している。だって、『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ』より、もっと大きな作品になるから」と語る。脚本は前2作同様に、“盟友”エドガー・ライト監督とともに共同執筆したものらしい。
製作準備段階で「ワールズ・エンド(World's End)」と名付けられていたものの、最近になってやっと「ポール」に決定。来年4月より、「デイトリッパー」や「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のグレッグ・モットーラ監督によるメガホンの下、米ニューメキシコ州で撮影がスタートする。
ペッグは「『スーパーバッド』ではなくて、『デイトリッパー』の大ファンなんだ。なぜグレッグに決めたかというと、素晴らしいインディーズ感覚の持ち主だから」と説明。深いインディーズ精神と卓抜な映画のルック(見た目)が決め手だったらしい。
そのポールは噂ではCG合成されるキャラだそうで、ペッグの言葉によると、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」「クローバー・フィールド」「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」の特撮チームが手がける模様。ペッグも「あいつはそんじょそこらにいるエイリアンじゃない」と豪語しているだけに、楽しみだ。