オロナインH軟膏協賛ラジオドラマが映画化「泣きたいときのクスリ」
2008年11月6日 12:00

[映画.com ニュース] 07年秋にFMのラジオドラマとして放送された「泣きたいときのクスリ」が、大塚製薬オロナインH軟膏の特別協賛で映画化。11月5日、東京・赤坂のグランドプリンス赤坂ホテルにて製作発表記者会見が行われ、主演の大東俊介、共演の戸田菜穂、袴田吉彦、佐津川愛美、北浦愛、監督の福島三郎が舞台挨拶を行った。
本作は、電車の中で泣いている男を物語の発端に、その男を見つめる傷ついた青年、孤独なOL、新人駅員などが織りなす心温まるヒューマンストーリー。原作がラジオドラマであることから、劇中に登場するラジオ放送には、実際のFMローカル各局のラジオパーソナリティがそれぞれの公開都市に合わせて出演するという新しいご当地映画スタイルになっており、今のところ13通りの映画が完成する予定だ。
本作が主演2作目となる大東は、「僕が演じた龍一は笑顔が少ない、とても繊細なキャラクター。僕は陽気な性格だけど、悲しさに直面した時は龍一と同じような感情になると思うので、無理なく演じられた」と話すと、舞台出身で今回が映画初監督の福島も、「ラジオドラマの映画化というくくりではなく、素晴らしい脚本に基づいた映画を撮ろうという気持ちだった」と作品にかける意気込みを語った。
また、「最近泣いたのはいつ?」との質問には、「昨晩、武田鉄矢さんの『お~い!竜馬』を読んで」(大東)、「昨晩、宝塚の戦争ドラマを見て」(戸田)、「映画がクランクアップした時」(佐津川)などキャスト陣が明かす中、袴田はしばらく無言で考えた後、「うーん……、ない」と自分でも不思議そうに首をかしげ、会場の笑いを誘っていた。
「泣きたいときのクスリ」は、09年1月10日よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

アンジェントルメン
【イカれた映画が爆誕】危険な色気の“異常者”たちが無許可のミッションに挑む…ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

片思い世界
【超ネタバレ厳禁→からの涙腺崩壊】あ~!何も言えない! とにかく観て!!【ネタバレなしレビュー】
提供:リトルモア

ミッキー17
【観たら社畜の憂鬱が吹っ飛んだ】過酷なブラック仕事を描いた至高エンタメ…スカッとすぎるんじゃ!
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【奇跡のヒット作】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人を喰ってる――
【映画.comが今年最も期待する“衝撃の問題作”】ついに最終章――未見の人が羨ましい。
提供:ディズニー

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI