東京国際映画祭「コトバのない冬」会見で、渡部篤郎“監督”に質問集中!
2008年10月20日 12:00

[映画.com ニュース] 俳優・渡部篤郎が長編映画初監督と出演を兼任した「コトバのない冬」が現在開催中の第21回東京国際映画祭コンペディション部門に正式出品され、10月19日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で渡部監督と主演の高岡早紀が舞台挨拶と会見を行った。
本作は、冬の北海道の小さな町を舞台に、牧場仕事の最中の落馬事故が原因で、少しの時間の記憶を失ってしまったヒロイン、冬沙子(高岡)と無人の遊園地に勤める言葉の話せない男(渡部)がつむぐ物語。
舞台挨拶で「(この作品には)大きなメッセージはない」と語っていた渡部監督は、会見でそのことについて触れられると「僕自身、物語でリードしてもらうより、見た人それぞれが何かを考え、感じられる作品に興味があります」とコメント。監督業に挑戦した理由については「ストーリーを思いついたので撮るという、とてもシンプルな発想。僕は基本的に、映画は誰が撮ってもいいと思ってるんです。そうしてたくさんのアーティストが生まれるべき」と飄々と語り、長編映画初監督作へのプレッシャーはあまりなかった様子。
ヒロイン役の高岡とは92年の映画「橋のない川」で共演して以来の付き合いだそうで、「僕がこの世界に入って初めて友達になれた女優さん。お芝居の空気感をさまざまな形にしてくれるし、とにかく“波動”が素晴らしい人」と絶大な信頼を寄せた。
一方、高岡は「監督は常に気を配って、みんなが心地よい雰囲気づくりに努めていました。監督もやりながら、出演もされているシーンは、とても落ち着いて『よーい、スタート!』と言っていたのが面白かったですね(笑)」と秘話を明かしていた。
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