マット・デイモン主演「ボーン4」の脚本家が決定!
2008年10月20日 12:00
[映画.com ニュース] マット・デイモン主演で製作準備中のアクション大作“ジェイソン・ボーン”シリーズ第4作の脚本家に、第3作「ボーン・アルティメイタム」の共同脚本家ジョージ・ノルフィが決定した。彼の過去の脚本担当作品には、「タイムライン」「オーシャンズ12」「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」がある。
ロバート・ラドラムの原作小説のない「ボーン4」は、記憶を失ったスパイという主人公ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の前3作におけるコンセプトを踏襲して、オリジナルでストーリーが書かれるという。監督は「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス。プロデューサーは前3作同様に、フランク・マーシャル。
同作の製作が決定していなかった今年3月の時点で、デイモンは「我々全員が第4作に関わることになるだろう。ただし、いいストーリーが出来上がればの話だ」と、グリーングラス監督は「我々は“ボーン”シリーズを愛しているが、やりがいのある映画にならない限り、誰1人として手を出さないほうがいい」とコメントしている。
米バラエティ誌が伝えるところによると、脚本家として発表されたのは今のところノルフィ1人。世界中で4億4000万ドル(約440億円)売り上げた第3作の脚本家を務めたトニー・ギルロイらの名前は挙がっておらず、作品の成否はノルフィが仕上げる脚本の質にかかってきそうだ。