福田沙紀が高校生活について後輩にアドバイス!「櫻の園」試写会
2008年9月26日 12:00

[映画.com ニュース] 1990年に中原俊監督が映画化し、18年の時を経て再び同監督がメガホンをとった青春映画「櫻の園」。11月8日の公開に先駆け、9月25日、東京・新宿の新宿ピカデリーで特別試写会が行われ、本作が映画初主演となった福田沙紀、共演の武井咲が舞台挨拶を行った。
本作は、人気少女漫画家・吉田秋生の同名コミックが原作。名門女子校に通う6人の少女が、ある事情から校内で上演が禁止されたチェーホフの戯曲「桜の園」を演じることを通じて、さまざまな悩みに直面しながらも成長する姿を描く。
クールなヒロイン、結城桃を演じた福田は「素に近いので、自分を見られているようで恥ずかしい……」とハニカミながらも、「天才肌で意志が強い女の子ってクラスに1人はいますよね。だから桃という役を、よりナチュラルなものに近づけたいという思いで演じました」と役づくりのこだわりを語った。
一方、映画初出演となった武井は現役の中学3年生。撮影現場では“先輩”の福田から緊張をほぐしてもらったようで「とても助かりました。私が演じた真紀は先輩に憧れて部活に打ち込む子。私自身も福田さんにいろいろと教えていただき、これからも頑張っていきたいです」と健気にコメント。それに対し、現役高校生の福田は「学校にはできるだけ行った方がいいですね(笑)。(仕事で休むと)学校の話題についていけないのが寂しい」と嘆きつつ、「自分が楽しいと思うことをするのがいちばん」と先輩らしく高校生活のアドバイスをした。
最後に福田は、「高校生特有の悩みが描かれた映画。学生じゃない人も自分の学生時代を思い出して欲しいですね。悩みもひとつの思い出ですから」と締めくくり、会場からは温かい拍手が送られた。
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