中井貴一が鈴木京香に愛の告白。「次郎長三国志」初日
2008年9月22日 12:00

[映画.com ニュース] 「寝ずの番」のマキノ雅彦(津川雅彦)監督が、叔父・マキノ雅弘の代表作として知られる名作シリーズに挑んだ「次郎長三国志」。9月20日、東京・新宿の角川シネマ新宿にて行われた同作の初日舞台挨拶に、マキノ雅彦監督をはじめ、主演の中井貴一、鈴木京香、北村一輝、温水洋一ら“次郎長一家”が和装で集結した。
同作は、義理人情に厚い親分・清水の次郎長(中井)とヤクザ者の子分衆たちの活躍を描いた、笑いあり涙ありの痛快人情時代劇。
監督とキャスト陣が壇上に揃うと、まずは森の石松役の温水が劇中の仁義を切るシーンさながらに「大同仁義ごめんなさんせ……」と長ゼリフを一気にまくし立てる“口上”を披露して、観客からやんやの喝采を浴びた。マキノ監督によると、実はこの温水によるパフォーマンスは本番で15回以上もNGを出したことへの罰ゲームだそうで、思わず監督からの暴露を受けた温水は「この舞台挨拶で初めてトチらずに言えました」と恐縮しきりだった。
同作では次郎長(中井)とお蝶(鈴木)の夫婦愛も描かれているが、中井は「僕は鈴木京香さんが演じるお蝶に心から惚れてました。京香さんの持っている雰囲気は、女性にとっても男性にとっても憧れですよね」と“愛の告白”。それを受けた鈴木は「こういう(次郎長とお蝶のような)愛の形って素晴らしいと思って、いまだかつてないぐらいの喜びでカメラの前にいました。こんなに頼れる旦那さんがいたら、本当に幸せだと思います」と笑顔で答えた。
続いて挨拶したマキノ監督も、「(撮影を終えて)最後に皆で食事した時、『京香ちゃんと貴一ちゃんに結婚してもらうしかない』なんて、実にスキャンダラスな話をしたぐらい」と2人の仲の良さをアピールした。「次郎長三国志」は現在公開中。
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